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「ガンダムEXPO」ガンダム・ファン必見!!




「ガンダムEXPO」 - 東京・池袋





【8月10日 時事通信社】人気ロボットアニメ「機動戦士ガンダム」グッズを一堂に集めた「ガンダムEXPO」で展示されるロボット「ザク」の頭部。11日から16日まで(東京都豊島区の池袋サンシャインシティ展示ホール)。
2007年08月10日 21:41(c)時事通信社





機動戦士ガンダムとは






機動戦士ガンダム

ジャンル ロボットアニメ

◆テレビアニメ
監督 富野喜幸
アニメーション制作 日本サンライズ
製作 名古屋テレビ
創通エージェンシー
日本サンライズ
放送局 名古屋テレビ
放送期間 1979年4月7日 - 1980年1月26日
話数 全43話

◆映画: 機動戦士ガンダム
監督 富野喜幸
制作 日本サンライズ
封切日 1981年3月14日
上映時間 137分

◆映画: 機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇
監督 富野喜幸
制作 日本サンライズ
封切日 1981年7月11日
上映時間 134分

◆映画: 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇
監督 富野喜幸
制作 日本サンライズ
封切日 1982年3月13日
上映時間 141分
シリーズ作品
ガンダムシリーズ一覧


『機動戦士ガンダム』(きどうせんしガンダム、MOBILE SUIT GUNDAM)は、日本サンライズが制作し名古屋テレビをキー局として放送されたロボットアニメ。

「ガンダムシリーズ」の第一作である。テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 - 18:00にて1979年(昭和54年)4月7日から1980年(昭和55年)1月26日にかけて、全43話が放送された。

それまでのロボットアニメに対して、戦場を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「MS(モビルスーツ)」とよばれる兵器の一種として扱う設定等を導入したことでその変革の先駆けとなり、後に「リアルロボット」と称される大きな潮流を作った作品である。

それらの要素が放映当時の10代以上の視聴者を中心に人気を博し、本放送終了後の1981年から1982年にかけて劇場版3部作の制作に結びついた。なお、本作は後に続々と制作されていく「ガンダムシリーズ」と呼ばれる一連の作品群の第1作目であることから、ファンからはファーストガンダムとも呼ばれている。



目 次

1 物語

2 作品解説
2.1 作品の特徴とそれ以前の作品との比較
2.2 「フリーダム・ファイター」から「ガンダム」へ
2.3 初回放映時の評価と後の社会現象
2.4 劇場版三部作と「アニメ新世紀宣言」
2.5 アニメ史上の評価と後続作品への影響

3 主要登場人物

4 スタッフ

5 主題歌
5.1 挿入歌

6 放送リスト

7 放送局
7.1 再放送

8 関連作品
8.1 劇場版
8.2 レコードドラマ(CDドラマ)
8.3 小説
8.4 漫画
8.5 DVD

9 模倣作品

10 脚注
11 参考文献

12 関連項目

13 外部リンク



物語
スペースコロニーへの宇宙移民開始を紀元とした未来世界、宇宙世紀0079年が舞台。人類は増え続ける人口のため、半数が月軌道周辺にあるラグランジュ点に浮かぶスペースコロニー群(サイドと呼ばれる)に居住していた。

その中で地球に最も遠いコロニー群サイド3はジオン公国を名乗り、宇宙移民であるスペースノイドの独立を求め、人型機動兵器「MS(モビルスーツ)」の開発成功を機に、地球連邦に独立戦争を挑んでいた。そのわずか1週間あまりで双方の陣営は総人口の半分を死に至らしめた。

そんな中、サイド7に住む少年アムロ・レイは、連邦軍が進めていた「V作戦」に対する調査のためサイド7に侵入したジオン軍MS ザクの攻撃に巻き込まれ偶然が重なり、連邦軍の新型MS ガンダムのパイロットになってしまう。

ガンダムの性能もあり敵MSを撃退することはできたものの、ガンダムの母艦である最新鋭補給艦(戦闘能力は戦艦並)ホワイトベース(W.B.)は正規乗組員のほとんどを失い、アムロをはじめこれに避難した少年少女たちは、生き残った乗組員達と協力しながらサイド7を脱出する。

しかし宇宙には、赤く塗装した専用のザクを駆り数々の戦果を挙げたことから「赤い彗星」と呼ばれるジオン軍パイロット シャア・アズナブルが待ち構えていた。

この物語は、アムロ達が長年の宿敵となるシャアを初め、様々な人々との出会いや戦い、そして別れを経て数々の困難を乗り越え、閉鎖的な極限状態に悩み傷つき、一時的に逃避しながらも一歩ずつ成長していく少年達の姿を描いている。


作品解説
『機動戦士ガンダム』は、3機合体のロボットが主役の『無敵超人ザンボット3』、3段変形のロボットが主役の『無敵鋼人ダイターン3』に続くサンライズのオリジナル作品第3作として、富野喜幸(現・富野由悠季)を監督に据え、玩具メーカーのクローバーをメインスポンサーとして企画・制作された。


作品の特徴とそれ以前の作品との比較
独自研究:この記事や節の内容は「独自研究」にとどまっている恐れがあります。この恐れを解消するために Wikipedia:独自研究は載せない を確認の上で、ある情報の根拠だけではなく、解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。(このテンプレートについて)

これ以前の1970年代当時は、一般にはアニメとは子供のものであるという認識、そして玩具市場のものでしかないという固定観念が強かった。だが『機動戦士ガンダム』に先立つ例として、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場公開を求めた高年齢層のファンの署名活動があったり、高年齢層をターゲットと銘打った劇場版『ルパン三世』の公開といった、ファンサイドの行動や製作サイドの様々な積み重ねにより徐々に市場が広がりつつあった。

そのような中、『鉄人28号』(1963)や『マジンガーZ』(1972)などによって開拓されたロボットアニメは、従来の時代劇や冒険活劇同様、強い正義感を持つ主人公が操縦する強力な巨大ロボットが技と武器を駆使し、「悪の組織」の敵ロボットや敵怪物を撃退し、最後に世界に平和を取り戻すというプロットが基本であった。

先にあげた作品のほか『UFOロボ グレンダイザー』や『グロイザーX』『合身戦隊メカンダーロボ』『超電磁マシーンボルテスV』など幾つかの先例では、したたかにその「裏」や「戦争をしているという全体状況」を描き込むような片鱗こそあったが、いずれも「敵」の設定に「異星人」「異文明」という概念を必要としていた。

ここに「コロニー」という設定を持ち込み、敵も味方も全く同じ人間としたのは、幼年視聴者主体の当時としてはかなり冒険だったと言える。さらに『宇宙戦艦ヤマト』という先例があるにしろ、1話完結の「戦況」へ加えて1年という放映期間を通した「戦史」といった低年齢層には理解しがたい大枠の概念をかぶせ、主人公とは別に「戦争」という状況を全面的にロボットアニメのシリーズの中で描き出そうとしたのは『機動戦士ガンダム』の重要な試みの一つと言えよう。

またロボットアニメは登場するロボットの玩具がメインスポンサーとなるおもちゃ会社の重要な商材であり、その売れ行きが番組そのものの命運を決めることから、主役ロボットには変形や合体など、玩具として魅力的なガジェット(仕掛け、機構)を備えることが求められた。

これらのために主役MS ガンダムは試作品という設定によって、旧来のパワーアップイベントや合体などの要素をクリアしていた。だがむしろ、当時スポンサーにとっては商品化の対象外ともいえる敵ロボット ジオン軍MSに「量産機」という設定上の概念をはっきりと与えたことが作品のミリタリズムを高め、後の評価を決定付けたともいえる。

このように『機動戦士ガンダム』は子供向けの要素を残しながら、より上の年齢層をもターゲットとしつつ制作された。ロボットアニメという枠組を破綻させることなく、現実味を持たせた物語や設定によって、高年齢層の視聴に堪えうる作品作りが可能であることを示すこととなった。

主なストーリーは政治的に対立する2つの組織による戦争の中で、偶然、試作の軍用ロボットを操縦することになった主人公とその仲間たちが、戦火が拡大する中で必死に生き延びていく姿を描いた群像劇である。

彼らが新劇をベースとしたケレン味・含みを持たせた象徴的なセリフを口にしながら苦悩する一方で、背景に大状況の「戦争」と「政治」が進行する重層的な作りは特に高年齢に訴えた。

主人公 アムロはもちろん、彼らをサポートする人々や相対するジオン公国軍の兵士にも、個性的な人物像がセリフや行動で示された。また必ずしも主人公サイドの「連邦軍」が一枚岩でない様子や、敵サイドに配されたもう1人の主人公であるシャア・アズナブルの復讐劇の要素も交えつつ、全体のプロットには直接触れない登場人物まで、それぞれが信念や思想、哲学を持ってこの戦争を生き抜いている様子も描かれていることで作品世界が豊かになり、厚みがあるエピソードやストーリーを生んだのである。


「フリーダム・ファイター」から「ガンダム」へ
ただし、当初の企画『フリーダム・ファイター』ではロボットを登場させるつもりはなかったという。

『宇宙戦艦ヤマト』とジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』にヒントを得て、宇宙戦艦に乗り込んだ少年少女が宇宙戦争の中で協力しながら生き延び成長するという点は『ガンダム』と共通している。この時点では主人公たちは宇宙戦闘機に乗り込み、異星人と戦うという設定であった。

しかしクローバーはあくまで巨大ロボットもの、それも「変形・合体」といったおもちゃとして楽しめる仕掛けを備えたものを要望した。企画に詰まったスタッフに相談を持ちかけられた、SF作家でスタジオぬえの一員もである高千穂遥は、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』の一読を薦めた。

これに掲載されている、スタジオぬえによる装甲強化服「パワードスーツ」の挿絵を元に考案されたのが全高18mの「MS(モビルスーツ)」である。この時点での仮題は『ガンボーイ』であった。

これがアメリカでトラック軍団を指す「コンボイ」と掛け合わせて『ガンボイ』に、さらにチャールズ・ブロンソンがTV-CMで流行語にした「う〜ん、マンダム」のイメージから『フリーダム』のダムとかけて『ガンダム』という名前が生み出された。

最終的に、主役MS「ガンダム」は上半身と下半身の間に小型戦闘機を変形させて組み込むという形を採り、前出のパワードスーツに着想を得たデザインの「ガンキャノン」と、戦車風の「ガンタンク」もこのシステムを取り入れることとした。

これら3機はそれぞれ1機種1体[3]の試作機であるものの、「ザク」をはじめとしたジオン軍のMSは多数の同形機が存在する量産兵器とされた。そしてMSは主役機と言えども一体で戦局が一変することはほとんどない。

ザクに続く新型機として登場する「グフ」や「ドム」などや、ガンダムを元に量産された連邦軍の「ジム」もまた数多く登場する。一方、MSの存在意義に説得力を持たせるために、ミノフスキー粒子という架空の粒子が設定された。

これはレーダーや電波誘導兵器を攪乱・無効化することでMS同士の白兵戦に説得力を持たせるものである。アニメとしての制約の中でも無重力状態の描写などにも注意が払われ、細かい設定によって作品世界に奥行きと現実感が持てる作品となっている。こうした設定から近年では、『ガンダム』は(いわゆる「スーパーロボット」作品とは一線を画す、「リアルロボット」作品の元祖と言われる事もある。


もうひとつ、『機動戦士ガンダム』において重要なキーワードが、「人類の革新『ニュータイプ』」である。超能力にも似た特別な感覚を得た人々として設定されたニュータイプは、当初は主人公 アムロに超人的活躍をさせるためのアイデアであったが、やがて宿敵シャアもまたニュータイプであることが明かされ、そして同じくニュータイプである少女 ララァ・スンとの出会い、そして3人の間で起こる悲劇を通じて、「人類の革新」とは何なのかと問いかけるに至っている。


初回放映時の評価と後の社会現象
当時、現代劇やスペースオペラでならともかく、よもや巨大ロボットという荒唐無稽の代名詞のようなガジェットを用いて通り一遍な勧善懲悪ものではないシリアスな作劇が可能だとは全く予想もされていなかった。

このような従来タイプのロボットアニメとのギャップのため、ターゲット層はこれを見ず、置いていかれた幼児はついてこれず、ガンダムは初回放送時の視聴率は名古屋地区で平均9.1%、関東地区で5.3%[5]と振るわなかった。

その結果、従来通りの子供の視聴者をターゲットにした関連玩具の売上も伸びなかった]ことで、全52話の予定が全43話に短縮される形の打ち切りとなった。

しかしその一方で、放送当時からアニメ雑誌がたびたび熱意ある特集記事を組んだり、終盤からハイティーンを中心に口コミで徐々に評判が高まり、シリーズ後半の視聴率は、放映時間帯としては健闘したといえる。

本放送終了後も当時盛んだったアニメファンによる再放送要請嘆願署名が行われ、またアニメ誌が放送終了後もなお特集記事を組むなど熱意は衰えず、これらを受けて再放送、再々放送が重ねられ、世間一般へ「ガンダム」が浸透していった。

再放送では平均視聴率も10%を超え、1982年における再放送では名古屋地区で25.7%(最高視聴率29.1%)を記録するなど、視聴率からもガンダム人気の上昇ぶりを伺うことが出来る。

また、放送終了後に商品化権を取得したバンダイから半年後に発売されたMSのプラモデルが、『ガンプラ』と呼ばれ、低年齢層も含めて爆発的な売れ行きを見せ、ガンダム人気を広げる一助となった。

ガンプラは大変な人気を得たことで「モビルスーツバリエーション」と呼ばれる派生シリーズを産み、それらにおける種々の設定はアニメ雑誌において生み出された設定と合わせてガンダムの世界観をより深く掘り下げるものとなった。

一方で『機動戦士ガンダム』の作中における描写や「ニュータイプ」の存在に対して、高千穂遙がSF考証の観点から批判する意見を述べ「ガンダムSF論争」を巻き起こした。


劇場版三部作と「アニメ新世紀宣言」
TVシリーズの再編集に新作カットを加えストーリー、設定を一部変更した劇場版の制作が発表されたのは1980年10月のことである。第1話から第13話までを再編した第一作の題名は数字等を付けず単に『機動戦士ガンダム』とされ(ただし公式リリース以外では、便宜上『砂の十字架編』と呼ばれる場合もある)1981年3月14日全国松竹系にて公開された。

これに先立つ1981年2月22日、新宿にて「アニメ新世紀宣言」と呼ばれるイベントが開催され、1万5千人ともいわれる数多くの若者が詰めかけた。中にはシャアとララァなど登場人物の(今で言う)コスプレをして現れた者達もいたほどである。

彼らを前に富野は、これだけの若者がアニメ映画のイベントのために集まった事を通じて、アニメを低俗、俗悪と決めつける社会の認識を問う発言をしている。

第一作の成功を受けて、『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』(第16〜31話前半を再編、1981年7月11日公開)、続けて『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編』(第31話後半〜第43話を再編、1982年3月13日公開)が公開された。

またこれらの映画の主題歌がオリコンチャートの上位にランキングされるなど、様々な要素が組み合わさって大きな社会現象にまで発展した。

その後も本作と世界観や設定、歴史などを踏襲、あるいは共有する小説や漫画が数多く制作された、メディアミックスの先駆けともいえるアニメ作品でもある。

後年、本作の7年後を舞台とするTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』を始め、その歴史に連なるアニメ作品、あるいは世界観をモチーフに「ガンダム」の名を冠したアニメ作品や、小説、漫画、コンピュータゲームなどが、様々なクリエイターの手によって制作された。


アニメ史上の評価と後続作品への影響
『機動戦士ガンダム』は複雑な人間模様を描き出したドラマ性が初回放送から四半世紀を経てなお高く評価される作品である。戦争賛美でもなければ安易な「反戦」でもない、独特の戦争観は「ガンダム世代」と呼ばれる当時の視聴者達の戦争観に影響を与えたとされる。

また『機動戦士ガンダム』のヒットは新たなアニメブームをもたらし、これに影響されたアニメも玉石混淆で無数に製作されることになる。特にロボットアニメは『機動戦士ガンダム』同様に、登場人物や世界観の描写に力を注ぐことで高年齢層も意識した作品作りがなされるようになり、後述するような数多くの作品を生み出した。

ガンダムシリーズ自身は『機動戦士ガンダム』以来のファンを維持しつつ、新しい設定のガンダムが若いファンを獲得して親子二世代にわたって人気があるシリーズとなっている。またガンプラや各種トイも今なお初代ガンダムやザクの新型アイテムが発売されるなど根強い人気を保っている。

「アニメ新世紀宣言」に集まるなどしてガンダムブームを支えた視聴者達の中からは、数多くのクリエイターが生まれている。例えばそこでシャアとララァのコスプレをした二人も、後にメカニックデザイナー 永野護と声優 川村万梨阿として『機動戦士Ζガンダム』の制作に参加している(さらに言えば、2人は物語の中で結ばれる事の無かったシャアとララァとは異なり、現実の夫婦となっているのだが、それはまた別の話)。

「MS(モビルスーツ)」と「ミノフスキー粒子」という、有人ロボットに意義を持たせる設定はアニメファンや制作者に大きな衝撃を与えた。以降のロボットアニメにおいては、ロボットが人型をしている理由、それが車両や航空機などの従来兵器を凌ぐ理由、絵になるショートレンジ戦闘の起きる必然、なぜ主人公とその乗機が頭一つ(圧倒的ではいけない)抜きん出るかの理由などを設定する事が多くなった。

そうして生まれた有人ロボットとして、「バトロイド、デストロイド(『超時空要塞マクロス』)」、「コンバットアーマー(『太陽の牙ダグラム』)」、「ラウンドバーニアン(『銀河漂流バイファム』)」「アーマードトルーパー(『装甲騎兵ボトムズ』)」、「レイバー(『機動警察パトレイバー』)」などが挙げられる。

MS同様ロボットを主役といえども唯一無二の存在として描かないロボットアニメが出現した一方で、それ以前からの主役ロボットをヒーロー同様に描きロボットの格好良さと痛快さを売りにしたタイプのロボットアニメも、相応の論理性を取り入れながら発展している。

やがてそれぞれの流れは、古今のロボットアニメのロボットが一堂に会するゲームソフト『スーパーロボット大戦シリーズ』において、「リアルロボット」「スーパーロボット」と呼ばれるようになった。

また等身大のロボットを描いた最初のTVアニメ『鉄腕アトム』がロボット研究者の大きな目標になったように、MSもロボット研究者にとって大きな目標の1つとなっている。


主要登場人物
『機動戦士ガンダム』の登場人物も、従来のアニメの登場人物とは異なった性格、あるいは描かれてこなかった立場から描かれており、それぞれの残した名台詞と相まって後の作品に多大な影響を及ぼしている。

アムロ・レイ
主人公 アムロ・レイは当初一介の民間人、それも機械いじりの好きな内気な少年として登場する。この点において従来のロボットアニメの典型的な主役像である熱血漢・正義漢とは一線を画している。

しかしその反面、操縦法もわからないままMSに乗り込んだり、武器を放り投げたりするなど、無謀な一面も存在する。彼は急遽リーダーとなった士官候補生 ブライト・ノアとの衝突や、サイド7脱出以来の宿敵 シャア・アズナブルやMSパイロットとしても人間としても経験豊富な強敵であるベテラン軍人 ランバ・ラルとの戦い、初恋の女性 マチルダ・アジャンや兄貴分 リュウ・ホセイの死といった現実を経て人間的に成長してゆく。

さらに、人類の革新「ニュータイプ」として覚醒し、超人的・英雄的活躍を遂げる過程は、SFヒーローアニメとしての制約からはじまったといえるが、人類の進化の過程と意義、個人のもつ戦争参加への葛藤など普遍的な問題をも触れられており当時としては画期的であった。

シャア・アズナブル
アムロのライバルとなるシャア・アズナブルは、仮面をかぶりつつも従来からのいわゆる「美形悪役」の流れにあるキャラクターではあるが、ジオンの独裁者 ザビ家に対する復讐のためにこの戦争を巧妙に利用する人物として設定されている。

ホワイトベースに乗る妹 セイラ・マス(本名 アルテイシア)の存在に悩む一方でニュータイプの少女 ララァ・スンと出会い、さらに彼もまたニュータイプとして覚醒することによって、従来型の悪役を脱して、人類の進化のため独立戦争を利用するに過ぎないという高い理念を抱くようになってゆく。

アムロとシャアとの戦いは、本作では完全には決着が付かず、後に劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』において、人類の進化を企てるシャアとそのための破壊を阻止しようとするアムロとの間で、その戦いに決着が付くこととなる。

その他の人物
カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、フラウ・ボゥ、ミライ・ヤシマといったホワイトベースの仲間達もそれぞれに成長を遂げてゆく姿が描かれる。また、戦争を嫌悪する元軍人、戦争に加担する民間人、スパイ、武器開発者、主人公に殺される学徒動員パイロットなどそれまでのアニメーションでは無視されていたキャラクターを描ききっている。

この方向性はサンライズとして最初に手がけた『無敵超人ザンボット3』でも試みられたものであったが、後の作品にまで影響を及ぼすほど徹底したのは、本作の非常に大きな特徴である。
詳細については、下記のページを参照のこと。

機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍

機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍

機動戦士ガンダムの登場人物 民間人

スタッフ
企画:日本サンライズ
原作:矢立肇、富野喜幸(現 富野由悠季)
総監督:富野喜幸(現 富野由悠季)
プロデューサー:関岡渉、大熊信行、渋江靖夫
アシスタントプロデューサー:神田豊
脚本:星山博之、松崎健一、山本優、荒木芳久、富野喜幸
キャラクターデザイン:安彦良和
メカニカルデザイン:大河原邦男
動画チェック:浜津守
特殊効果:土井通明、山本公
美術設定:中村光毅
音響監督:松浦典良
音楽:渡辺岳夫、松山裕士
整音:日向国雄
効果:松田昭彦
背景:アートテイクワン、アップル
仕上:シャフト、ディーン
撮影:斎藤秋男、平田隆文
編集:鶴渕友彰、小谷地文男
現像:東京現像所
アニメーションディレクター:安彦良和
作画監督:安彦良和、山崎和男、青鉢芳信、富沢和雄、大泉学、中村一夫、鈴村一行、
絵コンテ:斧谷稔(富野喜幸)、山崎和男、貞光紳也、久野弘
演出:貞光紳也、藤原良二、小鹿英吉、横山裕一郎、斧谷稔(富野喜幸)、行田進、関田修、久野弘
製作進行:豊住政弘、草刈忠良、植田益朗、望月真人、八木岡正美、深田節雄、神田豊、滝口雅彦
制作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ

主題歌
オープニングテーマ『翔べ! ガンダム』
作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 唄:池田鴻 (キングレコード)
エンディングテーマ『永遠にアムロ』
作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 唄:池田鴻 (キングレコード)
劇場版I 主題歌『砂の十字架』
作詞・作曲:谷村新司 編曲:青木望 唄:やしきたかじん
劇場版II 主題歌『哀戦士』 『風にひとりで』
作詞:井荻麟 作曲・編曲・唄:井上大輔
劇場版III 主題歌『めぐりあい』 『ビギニング』
作詞:井荻麟、売野雅勇 編曲:鷺巣詩郎 作曲・唄:井上大輔

挿入歌
『シャアが来る』
作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 唄:堀光一路
『きらめきのララァ』
作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 唄:戸田恵子
『いまはおやすみ』
作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 唄:戸田恵子

放送リスト
各サブタイトルは画面上の表記どおり。また映画化においては、各エピソードに対し主に以下の変更点が加えられた。

ボトルショー(シリーズ全体で構成に影響の無い、一話完結エピソード)はカット。ただし31話以降の『めぐりあい宇宙編』の部分については打ち切りが決定した為、ボトルショーを入れる余裕が無かった。

TVシリーズでは2回にまたがっていたエピソードや戦いを、1回分に集約。これによる演出上の矛盾は極力修正されているが(9話でガンダムが持っていた武器など)、修正されず矛盾が残っている所もある(29話と30話におけるシャア専用ズゴックの被弾位置など)
エピソードを前後で入れ換え。

反映分は全てがTVシリーズの映像でなく、同じシーンをわざわざ劇場用に描き直した部分もある(1話のアムロの家など)。

話 サブタイトル 初放送日
(名古屋テレビ) 劇場版での編集反映
1 ガンダム大地に立つ!! 1979年4月7日 物語の発端である為反映。
2 ガンダム破壊命令 1979年4月14日 物語の基本設定が固まる話の為反映。
3 敵の補給艦を叩け! 1979年4月21日 ボトルショーの為カット。
4 ルナツー脱出作戦 1979年4月28日 時間の都合ですぐ出港。パオロ艦長は戦死せず降艦。
5 大気圏突入 1979年5月5日 新舞台とガルマ登場の為反映。ガンダムの大気圏突入機能は大幅に変更。
6 ガルマ出撃す 1979年5月12日 9話に統合。
7 コアファイター脱出せよ 1979年5月19日 ボトルショーの為カット。
8 戦場は荒野 1979年5月26日 ボトルショーの為カット。
9 翔べ! ガンダム 1979年6月2日 一応ボトルショーだがアムロの心理描写が重要な為反映。
10 ガルマ 散る 1979年6月9日 ガルマやマチルダがからむ話の為反映。
11 イセリナ、恋のあと 1979年6月16日 イセリナが敵討ちをしようとするが、時間の都合でカット。
12 ジオンの脅威 1979年6月23日 グフとランバ・ラル隊登場の為反映。一作目のラストシーン。
13 再会、母よ 1979年6月30日 12話の前に入れ換え。
14 時間よ、とまれ 1979年7月7日 ボトルショーの為カット。
15 ククルス・ドアンの島 1979年7月14日 名エピソードだがボトルショーの為カット。
16 セイラ出撃 1979年7月21日 『哀・戦士』の導入部。セイラやコズンの投獄がある為反映。
17 アムロ脱走 1979年7月28日 投獄やアムロの脱走がある為反映。
18 灼熱のアッザム・リーダー 1979年8月4日 アムロ脱走中の話だがボトルショーの為カット。
19 ランバ・ラル特攻! 1979年8月11日 グフやアムロの伏線がある為反映。
20 死闘! ホワイト・ベース 1979年8月18日 ランバ・ラル隊の伏線がある為反映。
21 激闘は憎しみ深く 1979年8月25日 25話の後に入れ換え。
22 マ・クベ包囲網を破れ! 1979年9月1日 一応ボトルショーだが反映。
23 マチルダ救出作戦 1979年9月8日 新兵器が始動する重要な話だが、映画ではコア・ブースターとなった為カット。
24 迫撃! トリプル・ドム 1979年9月15日 マチルダが死ぬ他、名シーンである為反映。
25 オデッサの激戦 1979年9月22日 一年戦争全体の伏線の為反映。黒い三連星は映画では初戦で全滅。
26 復活のシャア 1979年9月29日 シャア、水陸両用モビルスーツなど伏線が多く反映。
27 女スパイ潜入! 1979年10月6日 26話に統合。
28 大西洋、血に染めて 1979年10月13日 カイの成長を描く話の為カットが検討されたが、反映。
29 ジャブローに散る! 1979年10月20日 シャアに伏線や名シーンがある為反映。ただし30話と統合された。
30 小さな防衛線 1979年10月27日 カツ、レツ、キッカやセイラの伏線がある為反映。
31 ザンジバル、追撃! 1979年11月3日 冒頭の大気圏離脱部が『哀・戦士』のラスト。宇宙の戦いは『めぐりあい宇宙』で。
32 強行突破作戦 1979年11月10日 シャアがドレンやブライトとからむ為反映。
33 コンスコン強襲 1979年11月17日 テムが関係する為反映。なおテムとの出会いは一回に統合された。
34 宿命の出会い 1979年11月24日 テムやララァが関係する為反映。
35 ソロモン攻略戦 1979年12月1日 一年戦争全体の伏線の為反映。作戦開始シーンがかなり短縮されている。
36 恐怖! 機動ビグ・ザム 1979年12月8日 一年戦争全体の伏線の為反映。
37 テキサスの攻防 1979年12月15日 37・38話は35話の前に移動。ただしギャンとマ・クベはカット。
38 再会、シャアとセイラ 1979年12月22日 サブタイトル通り伏線にからむ為反映。
39 ニュータイプ、シャリア・ブル 1979年12月29日 以後最終回までニュータイプにからむ話の為全て反映。
40 エルメスのララァ 1980年1月5日
41 光る宇宙 1980年1月12日
42 宇宙要塞ア・バオア・クー 1980年1月19日
43 脱出 1980年1月26日


放送局
同時ネット:名古屋テレビ(キー局)、テレビ朝日、北海道テレビ放送、東日本放送、静

岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)、広島ホームテレビ

時差ネット:青森放送(26話で打ち切り。再放送は青森テレビで放映)、

テレビ岩手、秋田放送、山形テレビ、福島テレビ(後にテレビ朝日系専門の福島放送が開局、以後の再放送はこちらで放送)、新潟総合テレビ、長野放送、富山テレビ放送、石川

テレビ放送、福井テレビ、朝日放送(※同時刻にローカル放映ドラマ『部長刑事』が放映されていた事情による)、山陰放送、瀬戸内海放送、テレビ山口、南海放送、テレビ高知、九州朝日放送、長崎放送、熊本放送、宮崎放送、沖縄テレビ放送

テレビ朝日系 土曜17:30台後半
前番組 機動戦士ガンダム 次番組
無敵鋼人ダイターン3 無敵ロボトライダーG7


再放送
主な例として、制作局の名古屋テレビ(現在の愛称は『メ〜テレ』)では深夜帯に度々当作を含む『ガンダムシリーズ』の再放送を行っていた。

また、アニメ専門チャンネル アニマックスでも同じく度々再放送されている。


関連作品
『機動戦士Ζガンダム』以降の新たなアニメ作品等に関してはガンダムシリーズ一覧を参照。


劇場版
先述した劇場版3部作は、2000年にDVD化された際、5.1チャンネル用にオリジナルキャスト(一部を除く)によるアフレコのやり直しや効果音、BGMの細かい変更が行われている。

そういった事情の元に製作された事もあり、DVD版は内容こそ公開当時と全く同じであったものの、オリジナル当時に映画を見た世代や、後にビデオで劇場版を見た人達には違和感を覚えた人が多く、ファンからはオリジナル音声版の発売が望まれていたが、2007年12月にようやくオリジナル音声版が発売される事となった。


レコードドラマ(CDドラマ)
TVシリーズ放送終了後の1980年に中島紳介と氷川竜介によってキングレコードからサントラ盤『機動戦士ガンダム III アムロよ…』が発売されており、レコード2枚にドラマ部分(とそれまでのサントラに収録されなかったBGM)が収録されている。

これは単にTVシリーズのうち何話かを抜粋して、その音声のみ収録したに過ぎない作品であるが、当時はビデオなどの映像媒体がほとんど普及していなかったため、このような手法がよくとられた。1991年にCDとして再販されたが、現在は入手困難となっている。1、2、9、10、19、21、24、34、36、38、41、42、43話から抜粋して収録されている。


小説
TVシリーズの総監督 富野喜幸(現 富野由悠季)によって、TVシリーズの物語を元により高年齢層向けの物語として小説版が執筆され、朝日ソノラマから出版された。

話が進むに従い、TVシリーズとは全く異なる展開をするため、『機動戦士Ζガンダム』など後発の作品とは相容れない内容となっている。

後に角川書店の角川文庫に版元が変更され、角川スニーカー文庫の独立後は同文庫より発売されている。通常、単に小説版といえばこの作品を指す。全3巻。

TVシリーズとの最大の違いは、物語の途中で主人公のアムロが戦死する事であり、この事は当時ファンに大きな衝撃を与えた(後年、富野はスニーカー文庫からの再版時に、アムロとハヤトの死を削るなど『Ζガンダム』との整合化を試みようとしたが、過去の自分を否定する事になるとして断念したと語っている)。

また連邦とジオンの描写についても、連邦は官僚の腐敗が進んでいるとしてむしろ悪者的描写がなされており、これが後の『Ζガンダム』におけるエゥーゴ対ティターンズの内紛に繋がっているとも取れる。小説版オリジナル設定の一部は、後の劇場版に取り入れられている(アムロの母の名前、ギレンの秘書 アイリーン、ハヤトのガンキャノン搭乗等)。

また、外伝として富野により『密会 アムロとララァ』も執筆されたが、こちらはTVシリーズの内容に沿った形で製作されている。当初は角川mini文庫で全2巻として発売されていたが、後に角川スニーカー文庫から全1巻で発売されるようになった。

なお、中根真明によって執筆された小説版も朝日ソノラマから発売されていたが、こちらはTVシリーズとほぼ同じ内容となっている。2005年現在は絶版である。


漫画
本作が放映された1979年当時、秋田書店発行の少年向け漫画雑誌「冒険王」にて本作の漫画が岡崎優により連載された。アニメが月に約4回、30分ずつ進行する事にあわせて、ページ数が限られている中で漫画を月1回連載、かつ、同時進行し続けなければならず、また、原作がある程度青年層向けを意図して制作されているのに対して、「冒険王」は少年漫画雑誌であったため、原作とはかなりの部分で改変が行われていた。(本作は連載半ばで打ち切りとなっている)詳しくは『機動戦士ガンダム(冒険王版)』を参照。

1992年には、原作をリメイクした近藤和久による漫画がバンダイ出版発行の漫画雑誌「サイバーコミックス」にて『機動戦士ガンダム0079』という題にて連載された。その後、メディアワークス発行の漫画雑誌「MS・SAGA」、「電撃大王」と連載誌を変えながら、足掛け10年以上の長期連載が行われていたが、2005年に完結した。

後述の安彦版がアニメと比べて大胆な変更が加えられているのに対し、この近藤版は設定やストーリーの変更を極力抑え、自身のデビュー作である『MS戦記』のエピソードを絡めるようになっている。

2002年からは、機動戦士ガンダム(冒険王版)の主要スタッフでキャラクターデザインなどを手がけた安彦良和が『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、この作品のために創刊された角川書店発行の漫画雑誌「月刊ガンダムエース」にて連載している。

ストーリーの一部や細かな設定が見直され、TVシリーズから大きく変更された部分も多い。またTVシリーズで描かれた期間以前の物語(ジオン・ダイクンの死から戦争前期まで)も詳細に描かれている。


DVD
当作品のパッケージ版は長らく劇場版のみで、TVシリーズの方は本放送から長い間発売されていなかったが[10]、2006年に待望のDVD-BOXが2セットに分けて初回限定生産で発売される事が決定し、同年12月にBOX1(1〜24話)が発売され、翌2007年1月にBOX-2が発売された。単品版の発売も今後予定されている。

今回のDVD化に当たっては富野監督自ら、本放送から約27年近く経過した原版フィルムの劣化部分のデジタル補正作業や、ハイビジョン仕様のリマスター制作に関るほど、大規模なリファイン作業が行われた。この為、旧作作品のDVDとしては1話当たりの単価がやや高めになっている。


模倣作品
韓国アニメの宇宙黒騎士は、この作品からの無断剽窃が多数見受けられる。


脚注
^ 後に『GUNDAM CENTURY』や『MSV(モビルスーツバリエーション)』などにおいて、いわゆるザクは『ザクII』、シャア専用ザクは『指揮官用ザクII』と設定された。

^ 『十五少年漂流記』をモチーフとしたこの構想は、後に神田武幸監督の手でロボットアニメ『銀河漂流バイファム』として制作された。『バイファム』の原案に富野由悠季の名前があるのはこのためである。

^ 各機種のこれ以外の機体は、第1話の攻撃で破壊された。後に追加された設定として、プロトタイプガンダムなどが存在している。

^ 富野監督はガンダムのような作品を「ハードロボットもの」と呼んでいる。

^ 視聴率の数値は名古屋テレビ「GUNDAM HOMEPAGE PROJECT」より。外部リンク参照。

^ 『富野由悠季全仕事』によれば、視聴率低迷以上にメインスポンサーであったクローバーの経営不振が主要因のようである。当時の名古屋テレビの関岡プロデューサーの証言では、局の立場的には打ち切り対象にする程ではなかったという。

玩具業界のサイクルでは年末、正月の次は3月の春休みに需要が見込めるため、2月に新番組を投入すれば『丁度その時期に玩具が売れて、経営危機を乗り切れるのではないか?』との判断で乗り換え需要を喚起するため1月一杯で打ち切りとなったようである。しかしそれも空しく、1983年に同社は倒産へと追い込まれた。


^ 当初の52話分の構想について、富野がそれを記した「トミノメモ」と呼ばれるものが存在している。『機動戦士ガンダム 記録全集5』などで、打ち切りによって変更された部分を読むことが出来る。またこれに書かれたMSの名前などの中には、後に続編やモビルスーツバリエーションの中で用いられたものもある。

^ 彼らはラポート発行の「ファンロード」1980年8月号(創刊号)の記事より、当時流行した竹の子族と富野とをもじって「トミノコ族」と呼ばれていた。

^ 1977年に首位を記録した『宇宙戦艦ヤマト』のアルバムなど、それ以前にもオリコンチャート上位にランク入りしたアニメ関連楽曲は存在している。

^ バンダイの『切り札』的商品として温存していたとの説も根強いが、正確な理由は未だ定かではない。

参考文献
日本サンライズ「機動戦士ガンダム 記録全集」(全5巻、1980〜1981年)
みのり書房「月刊OUT」別冊『宇宙翔ける戦士達 GUNDAM CENTURY』(1981年発行。2000年、樹想社より再販)ISBN 4-87777-028-3
ガンダム者 ガンダムを創った男たち (Web現代「ガンダム者」取材班、講談社、2002年)ISBN 4-06-330181-8
他に参考となる文献や関連する書籍をお持ちの方は、是非その情報を加筆お願いします。


関連項目
宇宙世紀
バンダイ
サンライズ
富野由悠季
ガンプラ
MSV(モビルスーツバリエーション)

外部リンク
機動戦士ガンダム公式Web
GUNDAM HOMEPAGE PROJECT(名古屋テレビ)
機動戦士ガンダム - バンダイチャンネル
劇場版 機動戦士ガンダム/特別版
劇場版 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編/特別版
劇場版 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編/特別版

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この項目では機動戦士ガンダムの第1作目について記述しています。シリーズ全般についてはガンダムシリーズをご覧ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



マスターグレードとは



マスターグレード (MG) はアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ (MS) を1/100サイズで精巧に再現したバンダイが発売するプラモデルシリーズのこと。 バンダイ・ホビージャパン誌・MAX渡辺らが企画を立ち上げ、その時点において「究極のガンプラ」を目指すべく開発された(現在はパーフェクトグレード (PG) が発売されたことから、若干シリーズのコンセプトが変わっている)。

なお、マスターグレードと冠した作品としては、『機動戦士ガンダム』以外にも『聖戦士ダンバイン』・『機動警察パトレイバー』が存在するが、現在まで継続的に発売されているシリーズは『機動戦士ガンダム』ということから、以下はガンダムシリーズを中心に記述する。

目 次

1 開発の歴史

2 Ver.Ka

3 こぼれ話

4 商品一覧
4.1 通常版
4.2 スペシャルオプション付バージョン
4.3 限定生産版(一般市販)
4.4 ゲームカラーバージョン
4.5 コーティングバージョン
4.6 クリスタルバージョン
4.7 その他
4.8 限定モデル
4.9 機動戦士ガンダム以外の作品
4.9.1 聖戦士ダンバイン
4.9.2 機動警察パトレイバー

5 関連項目

6 外部リンク



[1] 開発の歴史

1994年頃から「いろプラ」(多色成形プラモデル)「ポリキャップ関節」など蓄積された技術をベースに大人向けのガンプラを作ろうという企画が持ち上がる。
ホビージャパン誌上で開発経緯を掲載し、読者とのやりとりを経ながら1995年7月にMG第1号となる「RX-78-2 ガンダム」が発売される。初期のメカデザインにはガンダムの本家メカデザイナー大河原邦男も参加。続いて発売された「MS-06ザクII」は、劇中のイメージそのままのプロポーションや、三重構造で再現された動力パイプ等が好評を博した。
1996年4月に発売された「MSZ-006 Ζガンダム」ではカトキハジメが参加。以降カトキハジメがマスターグレードシリーズの中心となっていく。また本作以降、完全変形とプロポーションとの両立がMGのスタンダードとなっている。

1996年6月に発売された「MS-06R-1 ザクII シン・マツナガ大尉機」と「MS-06R-2 ザクII ジョニー・ライデン少佐機」では、原型となった「ザクII」のパーツ配置が原因で、元々のMSVの「06R」のカラーリングと成形色が異なっていた上に、そのカラーリングをあたかも標準であるかのようにボックスアート・塗装見本などに描かれていた為、旧来のファンから批判が相次いだ(MAX渡辺がホビージャパン誌上で"正しい"カラーリングの「MS-06R-2 ザクII ジョニー・ライデン少佐機」作例とともに経緯を語っている)。その後の製品では、同形状でもカラーリング分割に合わせて新たに金型を起こすなどの配慮が行われている。

1996年12月に発売された「MS-14S ゲルググ」ではボディデザインとともにモールドがないことによるスカスカ感などがファンやプロモデラーから酷評された。なお、この批判に対してバンダイはモールドを追加したタイプを発売し、「ファンの要望に応えるマスターグレード」というイメージを形成していった。

1997年7月発売の「ガンダム試作1号機ゼフィランサス」および2001年4月発売の「ガンダム試作3号機ステイメン」では、アニメ本編には無いコアファイター変形収納機構がカトキにより新たに設定され再現されている。

1999年6月に発売された「MS-09 ドム」は、人気のある重モビルスーツということから発売を延期し、「RX-78GP02A ガンダム試作2号機サイサリス」(1998年6月発売)を重モビルスーツのある意味プロトタイプとして先行発売した。その後、満を持してドムを発売した。その甲斐あって、今でも非常に完成度の高いガンプラのひとつと言われている(しかし、肩アーマーの形がTV放映時のものと異なるので、一部からはその差異を惜しむ声もある)。

2000年6月に発売された「ガンダムVer.1.5」ではPGの技術をフィードバックした一体成型の可動脚部フレームが搭載され、プロポーションや付属装備もリニューアルされている。その後もPGの技術の応用やリニューアル版の発売は活発に行われている。

2001年11月発売のゴッドガンダムはじめ『Gガンダム』登場機体は、劇中のイメージを考慮してより人間的なアクションポーズが可能な全身可動フレームを内蔵している。以後ファンの間で、このフレームを他のキットに移植してポージングを広げる改造が行われている。
『ガンダム・センチネル』に登場した「FAZZ」および「Zプラス」の発売で、ファンの間には主役メカ「Sガンダム」の発売への期待が高まると共に、その変形機構の複雑さ故にMGのスタンダードである「完全変形」がネックとされ絶望視する声もあったが、2002年10月に発売された「Sガンダム」および強化型「Ex-Sガンダム」では見事に完全変形を実現、バンダイの技術力の高さを見せつける事となった。

2005年3月には、プレイステーション2専用ゲーム機動戦士ガンダム 一年戦争の発売に併せて、「ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079」が発売された。これは機動戦士ガンダム 一年戦争で登場するガンダムのカラーリングとモデルに併せて販売されたが、こちらは新金型を多く使い(脚部フレームはVer.1.5の流用)、以前販売されたガンダムよりも可動率を多くしたモデルであり、「Ver.2.0」とも言えるようなモデルであった。発売から2年後の2007年7月に「ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079 アニメーションカラー」としてアニメのカラーリング版が発売された。取扱説明書がザクVer.2.0やゲルググVer.2.0と同様の形式となっており、それに連動したものと思われる。

2006年7月に発売された「ガンダムF91」では小型モビルスーツでありながら、全身のフレームの再現やポリキャップレスの関節機構やポリエチレンテレフタラート(PET)素材の採用・放熱時のフェイスオープン機構を再現など、意欲的な試みがなされている。しかしながら各パーツのクリアランスに余裕が無く(特に関節などに使用されているABS素材のパーツ)組み立て時に組みにくい事に加え、そのABS製パーツが普通に組み立ててる途中で破損すると、ネット掲示板を中心に報告されている。それに加えて本来のデザイン(設定画や本編映像など)では曲面であるべき部分にエッジが立てられている・本来存在するはずの足首部サブアーマーが存在しないなど、デザインリファイン面でも一部モデラーから酷評されている。これは旧1/100キットのデザイン面での完成度が、現在の目で見ても高いレベルにあるのが一因でもある。

2006年12月に発売された「ストライクフリーダムガンダム フルバーストモード」は発売当初、ネットオークションにおいて「初回限定版」という表記が多数出ていた。だがこれは間違いであり、今後も再販される事が決まっている商品なので限定ではない。この件に関しては出品者の多くが「初回限定版ではないとは知らなかった」と釈明しており、また「初回限定版だと思っていた」という販売店すらあったほどである。事実、2007年5月29日に1回目の再販が行われている。ただし限定版ではないとはいえ需要に供給が全く追いついておらず、前述の再販分も多くの店で即日完売。発売から半年が経過した今も入手困難な状態が続いており、ネットオークションにおいて未だに高値で取引がされている。また、2007年2月にはこのモデルを使って精巧にパーツを塗り上げた完成品プラモデルが135万円で落札された。

2006年11月、長らくファンからのキット化が望まれていたHi-νガンダムのMGでのキット化が発表された(これまではBクラブが発売しているガレージキットとして、νガンダムを使用した改造パーツキットを使用して製作するのが定番となっていた)。キット化に際し、νガンダム・Hi-νガンダムをデザインした出渕裕が新たに設定画を書き起こしているなど、かなりの力が注がれている(ただこの設定画がかなりスマートなシルエットで、これまでのHi-νの特徴とも言えた重厚感に欠ける為不満が噴出した)。一部ではMGでのキット化は考えていないのではないかと言われていたストライクフリーダムガンダムに続く形でのHi-νのMGでのキット化は、バンダイが、版権を所得せずにネットオークションを中心として流通している韓国や香港などのいわゆる海賊版ガレージキット問題に対しての根本的な解決策として捉えているのではと言われている。これは上記のHi-ν・ストライクフリーダムの海賊版改造パーツ(それぞれMGフリーダムガンダム・νガンダムをベースとして使用する)が一番の売れ筋であったのが最大の理由といえる。

2007年4月には、以前からリニューアル希望の声が高かったザクVer.2.0が発売された。前作に比べて可動範囲が大幅に拡大されていると共に、バリエーション機との互換性や以降のジオンMSへの発展系譜も見越した設計がなされている。次作のゲルググVer.2.0においても、同ザクの後継機である事を示すコンポーネント設計が取り入れられており、これまで裏設定でのみ語られていたMSの開発系譜を実感できる作りになっている。

2007年8月発売のMG100体目が∀ガンダムである。アニメ設定画よりもシド・ミードのオリジナルデザインに近い意匠で開発された。また、ガンプラ史上初となる人間以外の生物(牛)が付属する。

2007年7月、シャア専用ゲルググVer.2.0が発売された。この時バンダイはMG100メモリアルDVDプレゼントキャンペーンを開催し、この時期マスターグレードシリーズを購入した方にMG100体の歴史を振り返るDVDが配布された。このDVDの中で、マスターグレード101体目が「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」であると発表された。


[2] Ver.Ka

Ver.Ka(ヴァージョン・カトキ)とはメカニックデザイナーのカトキハジメが監修したMGの新ブランドである。

デザイナーズMGと銘打ち、カトキ本人がパッケージデザインを始めとしてほぼ全てにわたってプロデュースしたものとなっている。当シリーズでは、基本的にカトキがリファインデザインを担当したものをリリースしていたのだが、彼自身がデザインを担当しているクロスボーンガンダムがラインナップに加わったことから若干コンセプトが変更されていると思われる。ちなみにVer.kaという言葉自体はカトキ本人が考えたものではない(元々は当時バンダイのガレージキット発売部門であったB-CLUBが、ガンダムセンチネル0079版のRX-78-2ガンダムを発売する際に、版権の関係でセンチネルの文字が使え無かった為に苦肉の策として考えられたものである)

余談ではあるが、本来ファンの間で『Ver.ka』と呼ばれているものは、ガンダムと同時に「ガンダムセンチネル0079」に登場したジム、ボール、ザクII、ビグザム、コア・ブースター、ガトルとHG(HGUCではない)のインストのイラストとして描かれたガンダムMk-II、Ζガンダム、ΖΖガンダムと新機動戦記ガンダムW Endless Waltz劇場版バンフレットに掲載された「アーリーモデル」とも称されるウイングガンダム、ガンダムデスサイズ、ガンダムサンドロック、ガンダムヘビーアームズ、シェンロンガンダムのみであり、Ver.kaシリーズ以外のMGでのリファインデザインやGUNDAM FIX FIGURATION用として描かれたデザインイラストなどは含まれない。


[3] こぼれ話

TVアニメ・OVA・映画以外のメディア(ゲーム・小説など)に登場するモビルスーツも続々とラインナップされている。

雑誌連載企画『ガンダム・センチネル』に登場したモビルスーツ

漫画『プラモ狂四郎』に登場したパーフェクトガンダム・パーフェクトジオング

ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』に登場したモビルスーツ

カトキハジメ監修による「Ver.Ka」シリーズ

ゲーム『機動戦士ガンダム 一年戦争』をモデルに配色とモールドを変更した「ONE YEAR WAR (OYW) 」シリーズ(上記で述べた通りガンダムは新金型だが、他はカラーリング以外は既存製品のままである)

漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場したモビルスーツ

「ガンダムエース」に連載された機動戦士ガンダム外伝「Side Story」シリーズ
同一MSを同一シリーズでリファインする(しかも旧バージョンも継続販売する)という、これまで考えられなかったラインナップも採られている(「RX-78-2 ガンダム (Ver.1.5) 」(2000年6月発売)・「MSZ-006 Ζガンダム (Ver.2.0) 」(2005年12月発売)など)。

当初は内部メカも腕や脚の一部にとどまっていたが、成形技術の進歩などにより、現在ではボディ部分を含む全身で内部メカが再現されていることが多い。

金型の流用により、MSVやGM系バリエーションなどかなりマイナーな機種もラインナップされている。

GSIクレオス(旧社名「グンゼ産業」)からは調合済みの塗料(3色1パック)がMSごとに発売されている。

価格帯は3000円前後が多い。「MSN-04 サザビー」(2000年7月発売、8000円)「パーフェクトジオング」(2004年6月発売、10000円)などの高額商品もある。なお、組み立て対象年齢は15歳以上としている。

フェア限定で「クリアバージョン」「メッキバージョン」などが発売されている。

ガレージキットメーカーから、換装・追加用パーツが多数発売されている。またバンダイからも電飾用のヘッドパーツが発売されている。

MSにゆかりのあるキャラクターを1/20フィギュアとして同梱することも多い。

いわゆるファーストガンダムのTVアニメに登場するMSはガンタンク・ゾックを除き登場している。

モビルアーマー (MA) はラインナップ外で、これまで「FXA-05D/RX-178 スーパーガンダム」(1998年12月発売)など一部を除き発売されていない。

2000年から2002年にかけては『聖戦士ダンバイン』、『機動警察パトレイバー』の2作品からも発売されている。


[4] 商品一覧

掲載は発売日順。MS型式名・MS名・発売時期・定価(税抜き)を記載。


[4.1] 通常版

RX-78-2 ガンダム(1995年7月) 2500円

MS-06S シャア専用ザクII(1995年10月) 2500円

MS-06F/J 量産型ザクII(1995年10月) 2500円

MSZ-006 Ζガンダム(1996年4月) 3000円

RX-78-3 G-3ガンダム(1996年4月) 2500円

MS-06R-1 ザクII シン・マツナガ大尉機(1996年6月) 2800円

MS-06R-2 ザクII ジョニー・ライデン少佐機(1996年6月) 2800円

MS-14S シャア専用ゲルググ(1996年12月) 3000円

MS-14B/C ゲルググキャノン(ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ)(1997年3月) 3000円

RX-78GP01 ガンダム試作1号機ゼフィランサス(1997年7月) 2500円

MS-14A 量産型ゲルググ(1997年9月) 3000円

RX-78GP01-Fb ガンダム試作1号機ゼフィランサス[フルバーニアン](1997年12月) 3000円

RX-78GP02A ガンダム試作2号機サイサリス(1998年6月) 4000円

RX-178 ガンダムMk-II エゥーゴ仕様(1998年8月) 2800円

RX-178 ガンダムMK-II ティターンズ仕様(1998年8月) 2800円

FXA-05D/RX-178 スーパーガンダム(1999年1月) 4000円

RGM-79 ジム(1999年2月) 2500円

MS-05 ザクI(1999年5月) 2500円

MS-05B ザクI 黒い三連星機(1999年5月) 2500円

MS-06R-1A ザクII 黒い三連星機(1999年6月) 3000円

MS-09 ドム(1999年6月) 4000円

MS-09R リックドム(1999年10月) 4000円

RX-78NT-1 ガンダムNT-1(1999年10月) 3000円

RGM-79N ジム・カスタム(1999年12月) 3000円

RGM-79Q ジム・クゥエル(1999年12月) 3000円

MSZ-010 ΖΖガンダム(1999年12月) 4000円

RX-79 [G] 陸戦型ガンダム(2000年5月) 3000円

RX-78-2 ガンダム Ver.1.5(2000年6月) 3000円

MSN-04 サザビー(2000年7月) 8000円

FA-010S フルアーマーΖΖガンダム(2000年8月) 6000円

MS-05B ザクI ランバラル専用機(2000年9月) 2500円

RX-79 [G] Ez8 ガンダムイージーエイト(2000年10月) 3000円

MS-07B グフ(2000年10月) 2800円

RX-93 νガンダム(2000年12月) 5000円

MS-18E ケンプファー(2001年1月) 4000円

MS-07B-3 グフカスタム(2001年2月) 3000円

MSN-00100 百式(2001年3月) 4500円 ※装甲部分がゴールドコーティング

RX-78GP03S ガンダム試作3号機ステイメン(2001年4月) 3500円

RGZ-91 リ・ガズィ(2001年6月) 4000円

RGM-79 (G) ジム 陸戦型(2001年7月) 3000円

AMX-004 キュベレイ(2001年8月) 4000円

FA-010A FAZZ[ファッツ](2001年9月) 6000円

MSZ-006A1 Ζプラス テスト機カラータイプ(2001年10月) 3000円

GF13-017NJII Gガンダム(2001年11月) 2500円

RX-77-2 ガンキャノン(2001年12月) 3000円

MSZ-006C1 ゼータプラスC1(2002年2月) 3000円

GF13-001NHII マスターガンダム(2002年3月) 2800円

MS-06F-2 ザクIIF2型(2002年4月) 3000円

GF13-017NJ シャイニングガンダム(2002年5月) 2500円

RGM-79C ジム改(2002年6月) 2500円

MSN-02 ジオング(2002年7月) 6000円

RX-78/C.A キャスバル専用ガンダム(2002年8月) 3000円

GF13-021NG ガンダムシュピーゲル(2002年8月) 2500円

MS-06F-2 ザクIIF2型 連邦軍仕様(2002年9月) 3000円

MSA-0011 Sガンダム(2002年10月) 6000円

RGM-79C ジム改 スタンダードカラー(2002年11月) 2500円

RX-78-2 ガンダム Ver.Ka(2002年12月) 3200円

MS-09R-S シャア専用リックドム(2003年1月) 4500円

MS-14A ガトー専用ゲルググ(2003年2月) 3500円

MSM-07 量産型ズゴック(2003年3月) 3000円

MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム(2003年3月) 8000円

MSM-03 ゴッグ(2003年6月) 3500円

RX-78-4 ガンダム4号機(2003年7月) 2800円

RX-78-5 ガンダム5号機(2003年8月) 2800円

GAT-X105 エールストライクガンダム(2003年10月) 3800円

MSM-07S シャア専用ズゴック(2003年11月) 3000円

PF-78-1 パーフェクトガンダム(2003年12月) 4000円

AMX-004-3 キュベレイMk-II プルツー専用機(2004年2月) 4000円

XXXG-01W ウイングガンダム Ver.Ka(2004年3月) 3500円

RMS-099 リックディアス(2004年5月) 3500円

MSN-02 パーフェクトジオング(2004年6月) 10000円

ZGMF-X10A フリーダムガンダム(2004年7月) 3800円

RMS-106 ハイザック(2004年8月) 3500円

MBF-02 ストライクルージュ(2004年9月) 4000円

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)(2004年10月) 3800円

RMS-099 リック・ディアス クワトロ機(2004年12月) 3600円

RB-79 ボール Ver.Ka(2004年12月) 2000円

RX-78-2 ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079(2005年3月) 3200円

RB-79K ボール 第08MS小隊版(2005年5月) 2400円

MSM-04 アッガイ(2005年7月) 4000円

MSN-00100 百式+バリュートシステム(2005年9月) 4000円 ※こちらはゴールドコーティングではない

RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0 エゥーゴ仕様(2005年10月) 4000円

MSZ-006 Ζガンダム Ver.2.0(2005年12月) 5000円

MSA-003 ネモ(2006年2月) 2800円

RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0 ティターンズ仕様(2006年3月) 3500円

YMS-15 ギャン(2006年5月) 3600円

F91 ガンダムF91(2006年7月) 3200円

RB-79 ボール シャークマウス仕様(2006年8月) 2400円

XM-X1 クロスボーンガンダム Ver.Ka(2006年9月) 3500円

GAT-X105 ストライクガンダムIWSP(2006年10月) 4000円

F91 ガンダムF91 ハリソン・マディン大尉専用機(2006年11月) 3000円

RGM-79[G] ジムスナイパー 第08MS小隊版(2006年11月) 3500円

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム(2006年12月) 4800円

XM-X1 クロスボーンガンダムフルクロス(2007年1月) 4500円

RX-93-2 Hi-νガンダム(2007年2月) 7000円

GAT-X105E ストライクノワールガンダム(2007年3月) 4500円

MS-06J 量産型ザクII Ver.2.0(2007年4月) 3500円

MS-06S シャア専用ザクII Ver.2.0(2007年5月) 3500円

MS-14S シャア専用ゲルググ Ver.2.0(2007年7月) 4500円

WD-M01(System-∀99) ∀ガンダム(2007年8月) 3800円

ZGMF-X42S デスティニーガンダム(2007年10月) 4800円



[4.2] スペシャルオプション付バージョン

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム フルバーストモード(2006年12月) 7000円

ZGMF-X42S デスティニーガンダム スペシャルエディション(2007年10月) 7000円



[4.3] 限定生産版(一般市販)

MSZ-006-3 ΖガンダムホワイトユニコーンカラーVer. (2007年3月) 5000円


[4.4] ゲームカラーバージョン

MS-06F/J 量産型ザクII Ver.ONE YEAR WAR 0079(2005年4月) 2500円

MS-07B グフ Ver.ONE YEAR WAR 0079(2005年4月) 2800円

MS-09 ドム Ver.ONE YEAR WAR 0079(2005年4月) 4000円

MS-14S シャア専用ゲルググ Ver.ONE YEAR WAR 0079(2005年4月) 3000円



[4.5] コーティングバージョン

RX-78-2 ガンダム(1998年6月) 3500円

MSZ-006 Ζガンダム(1998年8月) 4000円

MS-06S シャア専用ザクII(1999年8月) 3500円

RX-78GP01-Fb ガンダム試作1号機ゼフィランサス[フルバーニアン](1998年8月) 4000円

RX-78GP02A ガンダム試作2号機サイサリス(1999年12月) 6000円

MS-06F/J 量産型ザクII(1999年12月) 3500円

GF13-017NJII Gガンダム(ハイパーモード)(2003年4月) 4500円

GF13-001NHII マスターガンダム(ハイパーモード)(2003年4月) 5000円

ZGMF-X10A フリーダムガンダム(エクストラフィニッシュバージョン)(2005年8月) 8000円


[4.6] クリスタルバージョン

RX-78-2 ガンダム(1996年10月) 2800円

MS-06S シャア専用ザクII(1996年10月) 2800円

MS-06F/J 量産型ザクII(1996年10月) 2800円

[4.7] その他

RX-78-2 ガンダム Ver.O.Y.W.0079 アニメーションカラー(2007年7月) 3200円

[4.8] 限定モデル

MS-06S シャア専用ザクII クリア仕様(????.??)
「JAF CON」にて限定販売。

MS-06S ガイア専用ザクII(黒い三連星)(????.??)
「JAF CON」にて限定販売。外箱が「シャア専用ザク」のままというレア仕様。

RX-78-2 ガンダム クリアVer.(????.??)
コンテスト限定。

MS-06S シャア専用ザクII クリアVer.(????.??)
コンテスト限定。

MSZ-006 Ζガンダム ゴールドメッキヴァージョン(????.??)
「MODELER'S CUP」非売品。

RX-78GP01 ガンダム試作1号機ゼフィランサス メッキコーティング仕様(1999.07)
「ガレージキットサマーキャンペーン」当選プレゼント。

RX-78/C.A キャスバル専用ガンダム メッキコーティング仕様(1999.10)
「第39回全日本模型ホビーショー」にて限定販売。

MS-14A ガトー専用ゲルググ メッキコーティング仕様(1999.10)
「第39回全日本模型ホビーショー」にて限定販売。

RX-78NT-1 ガンダムNT-1 ゴールドコーティング仕様(2000.??)
「キャラクタープラモデルコンテスト」金賞プレゼント。

FXA-05D/RX-178 スーパーガンダム メッキクリアコーティング仕様(2000.07)
「JAF CON 9」にて限定販売。

MS-09R リックドム メッキクリアコーティング仕様(2000.07)
「JAF CON 9」にて限定販売。

RX-78NT-1 ガンダムNT-1 メタルクリアコーティング仕様(2000.09)
「プラモデル・ラジコンショー2000 in TOKYO」にて限定販売。

MS-09R-S シャア専用リックドム コーテイング仕様(2000.09)
「プラモデル・ラジコンショー2000 in TOKYO」にて限定販売。

MS-09 ランバラル専用ドム コーティング仕様(2000.10)
「電撃ホビーマガジンイベント」にて限定販売。

RX-79 [G] 陸戦型ガンダム 迷彩仕様(2001.08)
「C3」限定。迷彩カラーのバリエーションは全部で9種類。

MS-06F/J 量産型ザクII クリアヴァージョン(2003.??)
「MODELER'S CUP」非売品。

RX-78-2 ガンダム Ver.1.5 メッキバージョン(2003.08)
「バンダイミュージアム」限定販売。

RX-78GP03S ガンダム試作3号機ステイメン コーティング仕様(2003.12)
「香港EXPO」にて限定販売。

GAT-X105 エールストライクガンダム ディアクティブモード(2004.10)
「プラモデル・ラジコンショー」にて限定販売。

RX-78-2 ガンダム 1年戦争戦勝記念仕様(2005.??)
マスターグレード第1作「RX-78-2 ガンダム」発売10周年記念モデル。日本を除くアジア地域限定販売。

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ エンドレスワルツ版 パールミラーコーティング仕様(2005.08)
「キャラホビ2005」にて限定販売。

YMS-15 ギャン エクストラフィニッシュ仕様(2006.08)
「キャラホビ2006」にて限定販売。

RX-78-2 ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079 エクストラフィニッシュ仕様(2006.08)
「ガンプラEXPO」限定販売。

ZGMF-X10A フリーダムガンダム クリアカラー仕様(2006.08)
「ガンプラEXPO」にて限定販売。

RX-78-2 ガンダム 大河原邦男イラストイメージカラー仕様(2006.09)
「2006サマーMGガンプラクジキャンペーン」当選プレゼント。

MS-06F-2 ザクIIF2型 クリアバージョン(2007.??)
モデラーズカップ景品。

MS-06F-2 ザクIIF2型 ブルークリアバージョン(2007.??)
モデラーズカップ景品。

MS-06F-2 ザクIIF2型 レッドクリアバージョン(2007.??)
モデラーズカップ景品。

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム クリアカラーバージョン(2007.04)
「ガンプラEXPO in 静岡」にて限定販売。

RX-78-2ガンダムVer1.5 川口克己プロデュースカラー仕様(2007.08)
PRO-SHOP限定。

MSM-07S シャア専用ズゴック エクストラフィニッシュバージョン(2007.08)
「C3」限定。

RX-78-2ガンダム「機動戦士ガンダム MS戦線0079」限定カラー(2007.??)
Wii「機動戦士ガンダム MS戦線0079」発売記念プレゼントキャンペーン当選プレゼント。


[4.9] 機動戦士ガンダム以外の作品

[4.9.1] 聖戦士ダンバイン
※1/35スケール

ダンバイン(2000年8月) 3500円


[4.9.2] 機動警察パトレイバー
※1/35スケール

AV-98 イングラム1号機(2001年7月) 3000円

AV-98 イングラム3号機(2001年9月) 3000円

AV-98 イングラム2号機(2001年10月) 3000円

AV-98 イングラム2号機 LEDユニット装着(頭部がWXIII版)(2002年2月) 5000円

TYPE-J9 グリフォン アクアタイプ(2002年3月) 3500円

AV-98 イングラム1号機 リアクティブアーマー(2002年5月) 4000円

TYPE-J9 グリフォン フライトタイプ(2002年8月) 3800円

AV-98 イングラム2/3号機 リアクティブアーマー(2002年10月) 4000円

AV-98 イングラム スペシャルセット(仮)(1/2/3号機コンパチ)(2007年9月) 5800円


[5] 関連項目

ガンプラ

モビルスーツ

ガンダムシリーズの登場機動兵器一覧

ガンダムシリーズ一覧

機動警察パトレイバーの登場メカ

ダンバイン (架空の兵器)

リアルロボットレボリューション

[6] 外部リンク

ガンプラ・MG(マスターグレード)HOME

カテゴリ: ガンプラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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  • 2011.05.14 Saturday
  • -
  • 08:04
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コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2010/02/01 4:17 PM
 ガンダムのプラモじゃないけど某プラモ屋さんが金型のプラモつくっていたな。HPM-MAGICっていう材料を日立金属という特殊鋼メーカーが開発した金型材PR記念だというのだが。金型のプラモは何が成形できるのだろう?
  • 修理固成
  • 2008/05/29 9:16 PM
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  • 2009/09/05 7:12 PM
           
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